【イベント情報】岡山県立美術館/美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教
美と祈り—近現代日本美術にみるキリスト教
【開館時間】9:00~17:00(1月9日(金曜日)は10時開館、1月31日(土曜日)・2月28日(土曜日)は19時まで夜間開館、いずれも入館は閉館30分前まで)
【休館日】月曜日(ただし、1月12日・2月23日は開館)、1月13日(火曜日)、2月24日(火曜日)
【観覧料】一般:1500円、65歳以上:1300円*、大学生:500円*、高校生以下:無料*
*年齢が確認できる証明書を提示してください
【特別協力】東京国立近代美術館
近現代日本美術に息づくキリスト教の精神、美と祈りの軌跡を照らす
戦国時代に日本へ伝来したキリスト教は、江戸時代の禁教期を経て、明治以降の近代化のなかで再び受容され、日本の美術に多様な影響を及ぼしてきました。聖書の物語や祈りの感情が、信仰者のみならず多くの芸術家の創作に息づくようになります。さらに、大正期を中心にキリシタン時代への関心が高まり、禁教下における信仰、弾圧、そして殉教といった、日本独自のキリスト教史を主題とする作品も生まれました。
本展では、正教徒の山下りんによる聖像画(イコン)をはじめ、クリスチャンとして知られる青木繁や小磯良平らの洋画、舟越保武らの彫刻、長谷川路可や定方塊石らによる日本画、さらには竹久夢二や坂田一男など岡山ゆかりのキリスト者による作品もあわせて紹介します。信仰に根ざした表現、キリスト教精神への共鳴、そして歴史へのまなざしが織りなす作品群を通して、近現代日本美術史におけるキリスト教の文化的意義を見つめ直します。




